憂鬱な実父母の来訪。楽しませる秘策は?
こんにちは、食たまです。
私の実家は、現在の自宅から車で2時間程のところにあります。
2週間前に娘を出産してから、
「毎週日曜に遊びにいくわね。」
と母に言われ、今日3回目の訪問がありました。
なぜ、母親に小言を言われるのって、こんなに嫌なんでしょう。
私は、どの友人が訪ねてくるよりも母に気を遣っていると思います。
母が満足して帰ってくれるように、
母に小言を言われないように。
今回も3日ほど前から結構憂鬱でした。
今までの経緯
1回目の訪問は入院中
入院中は、さすがにこちらが何もできなくても当然ですよね。
私も当然外出できませんし、病室の中で静かに過ごすものです。
長居もしませんし、小言を言われる心配もありません。
ちょっと、駐車場の説明とか、病室にトイレがないので申し訳ないなと思ったくらいで、ほぼ問題なく過ごすことができました。
2回目で早速退屈された
そして迎えた始めての自宅訪問。
早くも母が退屈そうにし始めました。
両親は昼前に我が家に着きました。
昼ご飯を食べ終えたところで、2歳の息子が「テレビが見たい」と言い出しました。
両親もいるし、テレビを見せるのはちょっと、、、と制止しようとしたのですが、
母が
「いいよ、いいよ、好きなものおばあちゃんも見てみたいな」
というので、見ることになりました。
「でも、大人が見てもあんまり面白くないよ」
と言ったのですが、
「いいよ。好きなもの見せてあげよ」
というので、見たんです。
それなのに、途中でテレビを見ている息子の横で童謡を歌い始めたのです。
息子の気を引いて遊びたいということです。
『だから面白くないって言ったのに。。。』
と思いながら、聞こえないふりをしていました。
すると、息子も完全にスルーしてしまったのです。
母は気を引くのを途中で諦めました。
すると、思考が色々巡り出すんですね、きっと。
毎日こんなつまらないテレビ見せてるのかしら
↓
遊びに連れていったりしていないのかな
↓
保育園も通ってないし、お友だちもいないんだろうな
↓
だからまだろくに言葉が話せないんだ
(この思考の流れはあくまで私の想像です。)
そして、言われてしまいました。
「もっと子供と出会う機会を作ってあげないと。だから言葉も話せないんじゃない?児童館とか連れていったら?」
。。。別に連れていってないわけじゃないし、今、産褥期だし。
。。。そもそも、ちょっと言葉遅いけど、ちゃんと発達してるし。まだ、友達と遊ぶ時期でもないし。
と思うけど、そこはグッとこらえて
「うん、そうだね。でも、発達が遅れてるわけじゃないから心配しないで。」
と返します。
するとさらに、
「この子、まだおむつでしょ?早く外さないと。」
。。。「私も取りたいんだけど、まだちゃんとコミュニケーションも取れないから、ちょっと難しいんだ。」
。。。
といった具合に、息子がテレビを見ている間はずっと、
母親は退屈感を味わい、私は小言を言われストレスを蓄積し続けることになりました。
3回目の訪問対策
これはきっと見栄だと思うのですが、何とかして、母には楽しかったと思って帰ってもらいたいと思っています。
ですが、なかなかその対策が思い付きませんでした。
- 子供の遊び場に連れていってもらう
- ストライダーの練習を一緒にしてもらう
- 図書館に連れていってもらう
何れも、夫の協力(同伴)が不可欠です。
しかし、うちの夫はちょっと体が弱く、当日の体調はなかなか読めません。
子供が集まる場所もすぐ風邪をもらうので、あまり行かない方がいい場所です。
とりあえず、夫に相談すると、
「娘を見に来てるんだから、娘だけ見て満足してくれたら良いのにね。」
全くその通りです。
でも、きっとそれだけでは退屈なんです。
本人は言わないけど、娘にはひしひし伝わってくるんです。
すると、
「退屈だったら、滞在時間が短くなって、そのうち来なくなるんじゃない?」
「無理しても長続きしないし、通常通りにして、それをどう感じて何をするかは相手に任せよう」
と言うのです。
私の親なんだから、もっとおもてなしの心を持ってくれてもいいと思うんですけど。
と、本番前から若干のストレスを感じてしまいました。
しかし、今の私では夫の強力なしに母をもてなすことは難しく、
もうそれでいいかと半ばなげやりで今日を迎えました。
一応、できる限りの掃除だけをして。。。
当日の結果
まず、今日の息子の機嫌はとても良かったです。
お出迎えもちゃんとでき、
その後、父とベタベタ遊び、
ご飯もしっかり食べ、
そして、母の「公園に行こう!」という誘いに乗ったのです。
天気が暑すぎず、雨も降っていなかったのが幸運でした。
公園という手を使うことができました。
さらに、夫の体調も良かったです。
行き先も公園だったら屋外で人口密度も低いので、夫が病気になる心配も少ないです。
同伴することができました。
公園では、小学生も遊べる通常サイズの滑り台を一人で上って一人で滑ることができたようです。
しかも、初めは下の方でちょっと滑っていたのを、ちょっとずつ高い位置からに上げていき、最終的には自分ではしごを上って滑るという成長を見せたようです。
母も息子も汗だくで帰ってきました。
私も、みんなが留守の間、ちょっとのんびり娘のお世話ができました。
母も楽しめて、私ものんびりできる。
最高の休日となりました。
本当に、息子と夫に感謝です。
おわりに
今日は、実家の両親が、産まれたばかりの娘を見に訪ねてきました。
産まれてから3度目です。
2回目の訪問時に、母を退屈にさせて、小言を言われて、散々だったので、憂鬱な気分で迎えたのですが、
今日は、息子と夫の働きにより、母に満足してもらい、私ものんびりできるという最高の休日になりました。
ここ3日くらいの悩みは、ただの杞憂に過ぎなかったと言うことです。
もともと、もっと夫と息子を信頼しても良かったのかな、
また、実の母なんだから、そんなに気を遣わなくても自然体で迎えても良かったのかな、
と後になって思いました。