脱!卵アレルギー!!

卵アレルギー発症から克服までの道のり (治療やレシピほか生活もろもろ)

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蕁麻疹発症から血液検査結果発表まで

 

こんにちは、食たまです。

 

前回、蕁麻疹発症までの経緯をお話ししました。

 

www.shokutama.com

 

そこで今回は、そこから一回目の血液検査結果が出るまでのお話と、血液検査をして気付いたことをご紹介します。

 

初診~血液検査

蕁麻疹が出て駆け込んだ小児科では、やはり食べ物によるアレルギー症状だろうと言われました。

ザイザルシロップ0.05%
レスタミンコーワクリーム1%
を処方され、念のため卵と牛乳を止められました。

そして、1週間薬を使って、蕁麻疹の症状が引いたところで採血し、アレルギー検査をすることに。

 

というわけで、翌週に採血。

さらに、その翌週に結果発表です。

 

私はかなりの楽観主義者のようで、この結果が出るまでの2週間はまだ大丈夫と思っていました。

ちょっと加熱が足りなかっただけだと、加熱すれば大丈夫と。

そう信じていました。

その分、検査結果が出るまでの除去が煩わしく、それが解除されるのが待ち遠しくてたまりませんでした。

 

第一回血液検査結果

結果

  • 卵白                 19.50 IU/mL クラス4
  • 卵黄                   1.07 IU/mL クラス2
  • オボムコイド 38.60 IU/mL クラス4
  • ミルク                0.94 IU/mL クラス2
  • 大豆                    0.10 IU/mL以下 陰性
  • 小麦                    0.10 IU/mL以下 陰性

以上の結果から、

「牛乳はガブガブ飲まなければあげてもよし、卵は完全除去」

を言い渡されたのです。

 

卵黄は少し食べても大丈夫だろうけど、卵白と完全に分離するのは難しいから、あげない方が無難だということでした。

このようにして、息子の卵完全除去生活は始まりました。

 

正直、驚きでした。

私も夫も食物アレルギーはもちろん、花粉症さえ持っていません。

まさか、うちの息子に限って。とどうしても感じてしまいました。

でも、後に知ることになるのですが、アレルギーは遺伝しないそうです。

アレルギーの原因については、また改めてお話しさせて頂きたいと思います。

 

血液検査の前に知っておきたいこと

私は、なんの準備も知識も心構えもなく血液検査に望みました。

しかし、そこで1つ「失敗したなと」と今でも後悔していることがあります。

それは、検査項目を決めていなかったことです。

 

アレルギーの血液検査は、採血して特定の食品に対する抗体がどの程度あるかどうかを調べます。

そして、1回の検査で複数のアレルゲンに対する抗体について調べることができます。

 

私は採血のときに、

「何について調べる?卵と牛乳はやるとして他に気になるものはありますか?」

と聞かれて、特に何も思いつかず、言われるがまま、上記の卵、牛乳、大豆、小麦についてのみ検査することになりました。

 

しかし、当時豆腐はかなりの頻度で食べさせてましたし、うどんもよく食べていました。

検査の必要があったとは思えません。

逆に、まだ一度も食べたことがない食材で、アレルギーだったら重症になる危険が高い蕎麦やピーナツなどはやっておくべきだったのではと思います。

 

現在日本で表示が義務付けられている食品は特定原材料7品目と呼ばれる次の食品です。

乳・卵・小麦・そば・落花生・えび・かに

 

また、7品目に準じて表示が推奨されているものは次の20品目です。

あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン・バナナ・ごま・カシューナッツ

 

これらを知った上で、皆さんそれぞれの経験や、食生活を考えて、検査したい項目の優先順位を付けておくことをお勧めします。

そうすることで、アレルギー検査がより有効活用できます。

 

アレルギー表示については、

食物アレルギーねっと

に分かりやすく書かれています。ご参考になさってください。

 

おわりに

今回の件でわかったことは、以下の2点です。

  1. 両親とも何のアレルギーも持っていなくても、子供がアレルギーになることがある。
  2. アレルギー検査の前には、検査したいアレルゲンを決めておくことで、より有用な情報を得ることができる。

私の失敗談なので、大した情報ではありませんが、ご参考になれば幸いです。