息子、初めての散髪。そして胎毛筆の完成。
こんにちは、食たまです。
息子の胎毛筆がついに完成しました!
ということで、今日は、初めての散髪から、胎毛筆ができるまでのお話です。
きっかけ
息子はもうすぐ2歳です。
もう、産まれて2年も経つのに、まだ1度も髪を切ったことがありませんでした。
面倒臭がりの私には、うらやましい限りでした。
でも、そろそろ襟足が伸びて、
最近暑いし、そろそろかなーと思っていました。
ただ、襟足はちょっと長めですが、前髪は一向に伸びず、量も少ないため、日常生活に支障がなく、ずるずる切らずにいました。
そんなある日、たまたま横髪に変な寝癖がついてたので、直すために耳にかけてみたのです。
「あ、かわいい。」(ただの親バカです。)
男の子ということもあり、耳がすっきりしてる方がとっても良く見えたのです。
というわけで、そこから私の髪切りたい熱がヒートアップしたというわけです。
赤ちゃん筆を作りたい
もともと、私が水彩スケッチや書道が好きということで、筆には興味がありました。
始めての切る髪でしか作れないという稀少さもあいまって、出産前から漠然と欲しいなぁと考えていました。
そんなわけで調査です。
どこでどうやって作るのか、息子の少ない髪で足りるのか。
Google先生に「赤ちゃん筆 作り方」で調べてみると、上の方に登場した広告に目が止まりました。
「お近くの理美容室でカット・・・匠の技で制作実績100万本」!
全然じっとしていられない息子を自分でカットする自信は到底ありませんでしたし、どんな髪型にしていいかも良くわかりません。
美容室でカットしてもらって、そのまま頼めるなら便利♪
ということで、まんまとGoogleの罠に掛かりそのHPへ。
近所の美容室を検索してみました。
すると、あります、あります。
徒歩10分くらいのところに良い感じのお店を発見しました。
比較も何もしないで、美容院も筆メーカーも決定しちゃいました。
初めてのカット
さて、予約の日。
行ってみると、子連れまたはジュニアカットに力を入れているお店でした。
子供が遊ぶスペースや、待ってる子供が見る用の大画面テレビも設置されていました。
ここなら、赤ちゃんにも馴れていそうで、ちょっと安心です。
初めてのお店なので色々書いて、筆を選びます。
筆にどのくらいの髪が必要で、息子からそれが取れそうかどうかも、お店の方にアドバイスしてもらいながら筆を選ぶことができました。
わからないことだらけなので、とても良かったです。
さて、いよいよカットです。
まず、好きな動画を聞かれました。
最近息子はトーマスが好きなのでトーマスをお願いすると、
鏡の前にiPadを置いて、Amazonプライムのトーマス動画を流してくれました。
普通の椅子に赤ちゃん用の嵩上げクッションを敷いて、親も付き添いながらのカットです。
やっぱり、シャンプーとかはしないんですね。どうやってやるんだろうと思ってたんですけど。
息子は、トーマスもボチボチ見てましたが、それより大きな鏡が楽しいようで、終始ご機嫌。
とってもお利口さんで髪を切られていました。
そして、これが採取された筆用の息子の毛です。
普通サイズの筆を作るには、人差し指くらいの長さと量がいるそうです。
(って、人差し指の太さなんて、みんな全然違うじゃん。)
というわけで、息子は2歳を前にさっぱりショートカットになりました。
胎毛筆の完成
髪を切ってから、待つこと1ヶ月弱。
美容院から納品の知らせがあり、受け取りにいきました。
こんな立派な箱に入って届きました。
中は冒頭の物です。
息子の髪はちょっと色素が薄めの茶色っぽい印象でしたが、束ねるとかなり黒く見えます。
もともと真っ黒な毛の筆って世の中にあまりないから、そう思うのかもしれません。
でも、想像よりも立派なものができて、かなり満足です。
おわりに
全然髪の伸びなかった息子も2歳を前に初散髪をしました。
子供用の美容院は、おもちゃやテレビ、カット中に見る動画など、子供の気を紛らす工夫が満載で、すんなりカットできました。
胎毛筆は、家から近い美容院で申し込みから髪の採取、受け取りまでできて、筆選びのアドバイスも貰えて、とっても簡単でした。
でき上がった胎毛筆もとても立派で満足しています。
何より、息子の髪が爽やかにスッキリして、素敵な夏が迎えられそうです。