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子どもを産むということ

 

こんにちは、食たまです。

 

先日、産後初めて散歩をしました。

 

すると、近所の保育園前で若いお母さんたちとすれ違いました。

 

それを見て、成人式前に中学の同窓会で再開した、当時妊婦の同級生を思い出しました。

今のお母さんたちは、あの子(10代)くらいでお母さんになったんだろうか。。。

 

 

私は、現在35歳。

長男を産んだのは33歳のときでした。

 

普通の会社員で、お給料も安定しており、産休中はお給料の8割が支給され、育休中も0歳のうちなら補助金があります。

そのため、夫が家で家事・育児ができる状況でありながら、産休・育休もガッツリとり、時間的にもゆとりがある方だと思っています。

 

それでも、やっぱり育児は辛いことも多いです。

私にとっては、趣味の時間と内容が制限されるのがとても辛いです。

そんな我が儘な母親でなくても、やはり時間やお金を削られることはそれだけ苦労を伴うことだと思います。

 

 

自分が親になって、改めてその10代で母親になるスゴさを感じました。

 

同級生が妊娠しているとき、私は大学2年生。

本当に自由気儘に暮らしていました。

 

そのときも、純粋に「すごいなー」と思っていましたが、それは、

「社会人なんだな。大人なんだな。」

という「すごいな」だったと思います。

 

全然子育てというものの想像はついていませんでした。

 

 

私の10代といえば、

まさに自分勝手です。

将来とかも特に考えず、その時しか見えていない若者でした。

 

今だからこそ、子育ての期間の短さを思って耐えることができることも多いですが、

その時は、時間の感覚ももっとゆっくりで、子育てをやりきる想像ができないでしょう。

 

例えば5年間趣味を我慢しなくてはいけないとしたら、それがとてつもなく長期間の苦行だったと思うのです。

30も半ばだからこそ、「高々5年の辛抱だ」と思えるのです。

 

 

そんな、10代の母親に尊敬していると、その夜テレビドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」第9話で、

妊娠した子を産むか悩んでいる人に対して

産まないという選択肢もあると思います。(中略)

産まれた後には暮らしが待っています。

その子の人生が待っています。

親はその責任を背負って生きていかなくてはならないんです。

という台詞がありました。

 

自分の経験だけから、10代の親ってスゴいとか言ってましたが、

彼ら彼女らは人の人生まで背負ってたんですね。

時間、お金だけでなく、精神的にもタフだったと(もしくは、タフになった)いうことです。

なおさら尊敬です。

 

そして、自分はまだまだ親になりきれていないな、と耳が痛くなりました。

 

 

今の自分は、目の前の「お世話」をすれば親としての務めを果たしていると思ってましたが、

子供の人生を背負ってるんですね。

その自覚がまだ自分には備わっていませんでした。

 

もっと大きくなって、教育のこととか進路のこととか考えるようになったら、もう少し自覚も出てくるんでしょうか。

 

子供の成長にワイワイやるだけではなくて、

子供くらい、自分も親としてもっともっと成長していかなければならないなと痛感した1日でした。