お赤飯の素を比べてみました
こんにちは、食たまです。
秋ですね。
ご飯が美味しい季節です。
私は炊き込みご飯が大好きです。
春は豆ご飯、筍ご飯
夏は枝豆ご飯、とうもろこしご飯、
秋は栗ご飯、芋ご飯、秋刀魚ご飯、
冬は牡蠣ご飯
などなど、毎年楽しみにしています。
しかし、季節に関係なく通年食べている一番好きなご飯は
お赤飯。
そこで、家で簡単に美味しくお赤飯が炊けるお赤飯の素を比べてみました。
私は無洗米が好きではないので、お米が付いていない3商品を比較します。
比較結果
結果は次のようになりました。
①虎屋産業「お赤飯の素 ささげ豆」
- 手間、難しさ・・・○
- お豆の炊き具合・・・○
- お米の色・・・○
- 全体の味・・・○
②江崎グリコ「お赤飯の素」
- 手間、難しさ・・・◎
- お豆の炊き具合・・・○
- お米の色・・・✕
- 全体の味・・・◎
③井村屋「赤飯用あずき水煮」
- 手間、難しさ・・・◎
- お豆の炊き具合・・・◎
- お米の色・・・○
- 全体の味・・・◎◎
ということで、私にとっては井村屋が圧勝!
これからの我が家の定番にすることに決定しました。
以下に、具体的なお赤飯の作り方や出来上がり写真なども掲載しています。
是非ご覧ください。
我が家のお赤飯習慣
我が家では毎月3日はお赤飯の日です。
お赤飯はもち米です。日常的には消費されません。
お赤飯の日を定期的に設けることで、いつでも美味しいお赤飯が食べられます。
なぜ3日かと言うと、結婚記念日が11月3日だから。毎月プチ祝いです。
それが、息子が離乳食を終えて、同じご飯を食べるようになってから、
もち米はまだ早いかと思い、
お赤飯の日がなくなってしまっていました。
しかし、息子も2歳を過ぎ、おこわも食べられるようになったので、
この度、お赤飯の日を復活することにしました!
虎屋産業「お赤飯の素 ささげ豆」
ずっと使っていたお赤飯の素は、こちらです。
作り方
- お米を研ぐ
- 豆と水だけを炊飯器に入れ15分保温し煮汁を作る
- 1のお米を2の炊飯器に加え、目盛りまで水を足す
- 通常通り炊飯
私のように料理下手でも、簡単に失敗なくお赤飯を作ることができます。
しかも、お豆が崩れることもなく、ご飯の色もとても綺麗で美味しいのでずっと使っていました。
我が家兄は欠かせない商品です。
それが、お赤飯の日を休んでいる間に近所のスーパーから消えてしまったのです!
ネットで探してみると、SEIYUの通販で取り扱っていたので、それを買っていましたが、
その通販サービスも無くなってしまいました。
Amazonでは欠品のようです。
5合炊きは異常に高価です。(スーパーでは2合×2で250円くらいでした。)
虎屋の公式HPでは、これまた5合炊き用のしかも20袋パック。
我が家の炊飯器は3合炊きですし、ちょっと多すぎます。
うーん、まずい。
以前、お豆を買って正しく作ってみたことがあるのですが、
- 手間がかかる
- 豆が崩れる
- 色が悪い
と散々な結果になり、もう2度とするまいと思ったので、素は必須です。
これは、新しい「我が家のお赤飯の素」を探す旅に出るしかありません。
というわけで、いつもお世話になっているスーパーにおいているお赤飯の素を比較することにしました。
そこで、良いのに出会えなければ、ネットの旅に出るのでちょっと長旅です。
良いのに出会えますように。
ちなみに、お赤飯の素は「もち米付き」のタイプは多く発売されていますが、
私は無洗米が好きではないので、お米が付属されていない物から選びます。
評価指標
お赤飯の素の評価指標は次の4点です。
- 手間、難しさ(所要時間15分以下、技術不要、失敗なし)
- お豆の炊き具合(固すぎず、煮崩れなし)
- お米の色(濃いピンク)
- 全体の味(匂いやご飯、豆の味)
虎屋のお赤飯の素と比較していきます。
基準となる虎屋の評価は
- 手間、難しさ・・・○
- お豆の炊き具合・・・○
- お米の色・・・○
- 全体の味・・・○
虎屋より良ければ◎
虎屋同等なら○
虎屋より悪ければ✕
とします。私の主観で評価します。
江崎グリコ「お赤飯の素」
レトルトの商品です。
作り方
- お米を研ぐ
- レトルトの中身をお米の上に注ぐ
- お水を炊飯器の目盛りまで追加
- 通常通り炊飯
めっちゃ簡単です。煮汁が既にパックされている分、虎屋よりもずっと簡単です。
そして、炊き上がりはこちら。
まず、圧倒的に豆不足です。
そして、色もちょっと黄み強く、濃いピンクとは程遠いです。
褐色という感じ。
お豆の炊き具合はいい感じです。
固すぎず崩れていません。
肝心の味ですが、これは抜群です。
ご飯の甘味が強くなっている気がします。
お赤飯にごま塩は欠かせませんが、
このお赤飯ならごま塩を欠いてもいいかもと思える程美味しいです。
ということで、評価は
-
手間、難しさ・・・◎
-
お豆の炊き具合・・・○
-
お米の色・・・✕
-
全体の味・・・◎
でした。
井村屋「赤飯用あずき水煮」
こちらは缶詰の商品です。
そして、他の商品との明らかな違いは、豆があずきだということ。
他の商品はささげ豆です。
あずきは崩れやすいのでやや不安ですが、
そこはあずき屋さんの井村屋に期待していきましょう。
作り方
- お米を研ぐ
- 缶詰の中身をお米の上に注ぐ
- お水を炊飯器の目盛りまで追加
- 通常通り炊飯
こちらもめっちゃ簡単です。グリコ同様、煮汁が既にパックされている分、虎屋よりもずっと簡単です。
そして、炊き上がりはこちら。
めっちゃ、豆リッチです。さすが井村屋です。
そして、あずきですが全く崩れていません。
ご飯の色も綺麗です。
実は虎屋の素の方が好きな色ですが、でもお赤飯として良い色です。
さて、味はと言いますと、
3つの中で最高です!
やっぱり、お赤飯はあずきに限る!
と思いました。
お赤飯を食べるときに、あまり豆の味とか重視してませんでしたが、
お赤飯は豆おこわだったんだなと実感しました。
豆がたくさん入っていて、
その豆もホクホクで、皮はささげよりも薄くて気にならないし、
本当に美味しいお赤飯でした。
ということで、評価は
- 手間、難しさ・・・◎
- お豆の炊き具合・・・◎
- お米の色・・・○
- 全体の味・・・◎◎
でした。
まさか虎屋よりも気に入る商品に出会えるとは思っていませんでしたので、
本当に満足のいく旅になりました。
おわりに
愛用していた虎屋のお赤飯の素が入手困難になったため、
新しい「我が家のお赤飯の素」を探すため、
近所のスーパーにあるお赤飯の素を食べ比べました。
結果は、井村屋の「赤飯用あずき水煮」が、
手間、豆、色、味の全項目で大変満足のいく商品だとわかりました。
特に味は素晴らしく、お赤飯の中のあずきの美味しさを再認識し、ますますお赤飯が大好きになりました。
今後は井村屋の「赤飯用あずき水煮」を使って、
毎月3日お赤飯の日を素敵な食卓にしていきたいと思います。
また来月が楽しみです。