ストライダーに乗せたい!~2歳2ヶ月練習編~
こんにちは、食たまです。
もう2ヶ月近く経ちますが、息子の2歳の誕生日にストライダーを購入しました。
私が購入した物はこちら。
ヘルメットは、私がおんぶして自転車に乗るときに被せていたので以前からもっていました。
OGK KABUTO チャイルドメット ロケットレッド サイズ:47~51cm 幼児用
練習を始めてから、なかなか良いコーディネートだなと、我ながら満足しています。
というわけで、今日は、今までの練習の様子をお話ししたいと思います。
なかなか練習できない日々
ストライダーを購入したのは8月半ば。
今年の夏は、異常に暑かった。
暑すぎて、テレビでは毎日「極力外出は控えるように」「子供は大人よりも暑いから注意が必要」と耳にタコができるほど言われていたので、
とてもとてもストライダーの練習をすることはできませんでした。
そして、意外とすんなりやってきた秋ですが、
台風が多く、雨の日もとても多かったため、
なかなか練習できる日に恵まれませんでした。
しかも、練習日和に息子がやりたくなるかはまた別問題。
そんなこんなで、早2ヶ月が経とうとしていますが、練習できたのは10日あるかないかです。
もう少し上達したら好きになってくれるかな?とか淡い期待を抱いています。
9月いっぱいはよちよち
本当に酷くよちよちです。
走るより遅いどころではなく、歩くより遅いのです。
歩幅も10cmくらいしかなく、
それでも、サドルの下にある足置き台に足をぶつけて全然上手に歩けません。
サドルに腰かけることもなく、サドルとハンドルの間に立ってただ歩くだけです。
本当にこの先に自転車のようにスイスイ乗る姿があるのでしょうか?
このまま歩かせていて良いのか全くわかりませんでした。
ちなみに、本人の様子は、
気分が乗っているときはその状態でも楽しいようで、アパートの駐車場を3往復くらいできるのですが、
あんまり乗っていないときは、やっぱり面白くないのか、片道で終了です。
つまり、最大で3往復。
時間にしておよそ10分。
うーん、上達する気がしません。。。
教え方がわからない
そんな状態だから、サドルに体重を乗せて、地面を蹴ってスイスイ走るように教えたいのです。
しかし、言葉で言ったことを体で表現できる能力が、2歳の息子にはまだ備わっていないようで、
言葉でいくら説明しても全然聞いてはくれません。
では、見本を見せようと思っても、ストライダーは小さすぎて私が乗ることはできません。
ストライダーを上手に乗っている子の映像を見せたりしましたが、これも効果はありませんでした。
見たものを自分の動きで再現するのも、やっぱり難しいようです。
ということは、見本をもし見せても同じことでしょうね。
全然教えられないのがもどかしく、
乗れるようになる前に嫌いになってしまわないか心配で仕方ありませんでした。
変化は突然訪れました
そんな感じで、特に上達した感じもなく、
好きになってくれた実感もないまま10月を迎えました。
すると、ある日突然歩幅が大きくなりました。
歩幅を大きくするには、サドルの下の足置き台に足をぶつけないように、かなり足を開いて乗る必要があります。
これに自ら気付いたようです。
足を大きく広げ、かなり大股で歩くことができ、
スピードが格段に上がりました。
「おー、上手、上手。」
と拍手をしながら見ていたら、
次の瞬間、
サドルに体重を乗せて地面を蹴ったのです!
ほんの一瞬でしたが。
それでも明らかに今までとは違う動きでした。
ちょっと感動しちゃいました。
その後も、何度がサドルに体重を乗せることがあり、
明らかに上手になった!と感じることができました。
あのよちよちの先に、正しく乗れる状態があったんですね。
教えなくても自分で気付いて上達していくものなんですね。
育児ってそういうものですね
育児って、基本的にそういうものだったなって、改めて思い出しました。
親が押し付けたり、教えたり、やらせたりするからできるようになるわけではなく、
子供が自分で勝手に成長していくんですよね。
私にできることは、
ちょっとやる気をあげるようにそそのかしたり、
周辺の危ないものをどけたり、
ちょっと辛くなったときに側にいたり、
成長する息子の周りでちょろちょろすることだけです。
私が勝手に
自転車に乗れるようになって欲しいなと思って、
ストライダー買って、
上達しないなって焦って。。。
完全に息子のペースを無視してました。
息子の興味を大切に、
息子を良く見て、成長を邪魔しないように、
適切にサポートしていきたいなと思います。
おわりに
ストライダーを買って2ヶ月近くが経とうとしています。
初めは歩くよりも遅い本当のよちよち状態だったのが、
ここに来て、急にサドルに体重を乗せて地面を蹴ることができ始めました。
全然教えることはできませんでしたが、息子が自分で気付いて上達しています。
ちょっと感動しちゃいました。
教えられないとか、嫌いにならないかとか私ひとりで焦っていましたが、
そうやって興味ややり方を押し付けるのではなく、
本人の成長を見守ってサポートできる親でありたいなと感じた一件でした。