脱!卵アレルギー!!

卵アレルギー発症から克服までの道のり (治療やレシピほか生活もろもろ)

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2歳児の集中力を侮るな

 

こんにちは、食たまです。

 

 

昨日、息子がいかにホイールローダーごっこにハマっているかをお話しました。

 

shokutama.hatenablog.com

 

 

特にダンプカーは、お外でしか遊べないからか、

遊び始めると全く終わりが見えません。

ミニダンプセット

 

ですから、いつも、そろそろ帰りたいなーと思う30分前くらいから声かけを始めます。

 

「帰ったら、温かいミルク淹れてあげる」

「帰ったら、絵本読もうか」

「帰ったら、ホイールローダーのテレビ見よう」

「お風呂入ろう」

「お菓子あげる」

「ミカンあげる」

 

などなど、色んな物でつってみます。

 

でも、頑として動かず、

最終的には、タイマーをかけて

「あと3分ね。これがゼロになったら帰ろうね。」

 

と一方的に約束して、家に強制連行します。

 

そしてギャン泣きです。

 

 

泣かれるほど楽しかったと納得することにしていますが、

泣かせるのも可哀想だし、私も気分がよくありません。

 

 

そこで、ある日、息子が納得して帰るまで待ってみようと思い立ちました。

 

なんだかんだ言ったって、まだ2歳半です。

すぐに飽きるだろうと思っていました。

 

 

遊び始めて1時間くらいした頃から、

「そろそろ帰ろうか。」

と誘い始めました。

 

もちろん、断られます。

 

それから、15分おきに先程列挙した誘い文句を使い続けてみました。

 

 

2時間くらい経った頃、

 それまで砂利の中でひたすら積んでは下ろす作業を繰り返すだけでしたが、

砂利を積んだダンプカーをアスファルトゾーンに持ってきて、アスファルトの上に砂利を下ろしました。

 

そして、アスファルトの上を走らせながらの、

砂利の積み下ろし遊びを始めました。

 

 

アスファルトに出てきたときは、そろそろ飽きたのかと思いましたが、

どうも、現場が拡大しただけのようです。

 

 

それからは、ちょっと頻度を上げて、

10分おきくらいに声掛けをし続けましたが、

広い現場はやることが多いらしく、全然聞いてはくれません。

 

 

次に訪れた転機は、それから1時間後くらい。

ダンプカーに跨がり始めました。

このダンプカーは、荷台を上げるとちょうど荷台のあった場所に2歳児がすっぽり収まるくらいの大きさなんです。

荷台を上げて、そこに跨がってゴロゴロ移動し始めました。

 

ちょっと砂利遊び飽きたんですかね?

 

 

そこからも、暫く遊び続けていましたが、

ついにその時が訪れました。

 

私の

「お家帰って温かい牛乳飲もうか?」

という問いかけに、

「うん」

といって、すくっと立ち上がり、やっと家に向かい歩き始めたのです。

 

ダンプカーで遊び始めてから、実に3時間半が経っていました。

 

 

 

子どもは同じことを繰り返しているように見えて、

自分の中では少しずつ違って、何かを学んでいるというような話を聞いたことがあります。

確かに、こうして、ずっと見ていると、現場を広げたり自分も乗ってみたり、少しずつ変化がありました。

その話は本当なのかもしれません。

 

そして、今日は満足できたから、私の誘いに乗って自ら歩いて家に帰ることができたのかもしれません。

 

お話が得意ではないので、本人が何を考えているのかほとんどわかりませんが、

観察しがいのある面白い実験だったなと思いました。

また時間がたっぷりあるときにやってもいいかなと思います。

 

 

それにしても、2歳半の集中力恐るべし。

正直こんなに時間かかるとは思ってませんでした。。。