授乳中の白斑。私がやった対策とたどり着いた結論。
こんにちは、食たまです。
第2子を出産して4ヶ月、ついに恐れていた白斑が右胸にできてしまいました。
実は、一人目の時はこの白斑にめちゃめちゃ悩まされました。
二人目になり全くなっていなかったのですが、ついになってしまいました。
一人目の辛い記憶が甦ります。
せっかく思い出した記憶が、せめて誰かの役に立ちますように、ここにまとめたいと思います。
白斑とは
皆さんは白斑ってご存じですか?
知らない人を羨ましく思います。
白斑とは、おっぱいの出口におっぱいが詰まったものです。
詳しくはこちらをご参照ください。
詰まっているところも炎症を起こして痛いですが、
詰まっている出口に繋がっている乳腺におっぱいが溜まって溜まってゴリゴリして、これがまた痛いのです。
そして、最終的に乳腺炎になって、おっぱいが痛いわ、熱が出るわ、本当に辛い辛い病気(?)なのです。
私が試した対策とその効果
添い乳の封印
添い乳は、授乳中のおっぱいの形が悪くなるので、飲み残しができやすく、白斑になりやすいそうです。
だから、夜とっても眠たいときでも正しい姿勢での授乳を心がけました。
肩凝りでしんどくても添い乳はしませんでした。
効果:実感できず
授乳姿勢をいつも変える
いつも同じ姿勢で飲ませていると、飲みにくい場所がいつも同じになり、飲み残しができやすいそうです。
横抱き、縦抱き、フットボールなど、あらゆる姿勢を練習し、毎回違う姿勢で授乳するように心掛けました。
効果:実感できず
おっぱいマッサージ
赤ちゃんに飲んでもらう前に、乳頭をグリグリして詰まっているところから少しでもおっぱいが出るようにしておきます。
白斑が出来ているときは摘まむと痛いので辛い作業ですが我慢です。
滲むくらいでもいいので、少しでも開通するようにします。
そして、開通したところで赤ちゃんに飲んでもらいます。
こうすることで、赤ちゃんが詰まっている孔から吸いやすくなり詰まりを解消しやすくなります。
効果:少しあり
ゴリゴリが少し和らぐことがある
血液サラサラメニューを食べる
母乳は血液からできているので、ドロドロ血液だとドロドロ母乳ができやすく詰まりやすいそう。
そこで、玉ねぎなどの血液をサラサラにすると言われている食材を食べました。
(今はワタミの宅食を利用してますが、当時は食事を手作りしてました。)
血液サラサラメニューは、こちらのサイトを参考にしました。
効果:実感できず
血液ドロドロ食材の制限
逆にドロドロにすると言われている、脂っこいものは極力控えました。
大好きな生クリームもガマンガマン。
ストレスが溜まっても、甘いものもお肉も満足に食べられないので、余計ストレスが溜まるという状態でした。
しかも、どんどん体重も落ちて、全然良いことない取り組みでした。
効果:実感できず
母乳外来受診
出産した産婦人科が母乳外来もやっていたので、何度もお世話になりました。
母乳外来に行くと次のことをしてくれました。
お薬は、次の二つが処方されました。
助産師さんには、自分でしていたマッサージ+赤ちゃんに飲んでもらう作戦を、より丁寧にやってもらった感じです。
ですから、母乳外来は、赤ちゃん同伴で行くことをお勧めします。(病院にもよるかもしれませんが。)
赤ちゃんに飲んでもらいながらの方が改善が早いです。
効果:あり
やはり、マッサージは自分でやると届かないところもあるので、助産師さんにやってもらうことでいろんな方向からマッサージできて良い気がします。
ただお薬の効果は、あまり感じられませんでした。
オリーブオイル湿布
乳首が柔らかい方が赤ちゃんが飲みやすいので白斑になりにくいそうです。
というわけで、オリーブオイルを乳首に塗って、サランラップを貼り付けてみました。
私は、貼りっぱなしにして、貼っていることをすっかり忘れて、貼ったまま授乳しそうになったことがあります。
下手すると窒息してしまいます。
夜中など、ボーッとしているときは特に気を付けましょう。
効果:実感できず
乳首は柔らかくなった気がしますが、白斑の改善効果は感じられませんでした。
まとめ
というわけで、いろいろ試して効果が感じられたのは、
「おっぱいマッサージ+授乳」
でした。
それを自分でするか、助産師さんにしてもらうかというところです。
二人目におっぱいをあげてわかったこと
一人目の時にこれだけ苦労した私が、二人目はこの4ヶ月間、白斑の存在を忘れるほど快適な授乳ライフを送っていました。
何が違うのでしょうか?
授乳スタイルの違い
一人目
一人目の時は、前項で挙げたように、
添い乳はせず、姿勢も毎回変わるように工夫していました。
二人目
夜は必ず添い乳、昼もできれば添い乳。
座って授乳するときはいつも横抱き。
生活習慣の違い
一人目
前項の通り、血液サラサラメニューを多く、脂っこいものや生クリームは控えめに。
二人目
生クリームは好きなだけ、焼き肉も思い立ったら必ず行く。
食べ放題にも積極的に参加。
今、はまっているのが、このスプレータイプのホイップクリーム。
ワンプッシュでホイップクリームを食べられます。
カフェオレとか、ホットケーキにも気軽に使ってます。
赤ちゃんの哺乳力の違い
一人目
吸い付くのが下手くそで、3ヶ月くらいまでは、おっぱいをくわえてから吸い始めるまで5~10分。
一回の飲む量が少なく、回数が多い。
口の両サイドの乳腺からおっぱいを吸うのが苦手。
二人目
吸い付くのが上手で、産まれて一時間の時には既に瞬時に吸い付くことができた。
飲む勢いがすごく、一回4~5分(左右合わせて)で十分な哺乳量。
どんな姿勢でも、おっぱい全体から飲むことができる。
まとめ
結局、私は二人目の時は何もしていないけれども、赤ちゃんの哺乳力が高く白斑にならずに済んでいると思っています。
もちろん、白斑になり易い人、なりにくい人がいるということは、体質改善にも一定の効果があると思いますが、
私の経験からすると、予防にはなっても、なってしまった白斑を取り除くだけの効果の高い取り組みはほとんどないでしょう。
赤ちゃん次第。
これが、私のたどり着いた結論です。
今、苦しんでいる人には「治せない」のは辛い現実だと思いますが、
それは、「自分の不摂生のせいではない、ちょっとくらい怠けでも結果は大して変わらない」
と思えば、少し気が楽になるのではないでしょうか。
私も、生クリームを我慢してストレス溜めてましたが、ちょっとくらい食べても我慢しても結果が同じなら、
食べてストレスが少し和らぐ方がずっと良かったと思います。
白斑は授乳の間だけです。
頑張っても頑張らなくても卒乳すれば必ず終わるのです。
では、なぜ今白斑か?
何故でしょう?
これは、原因不明です。
助産師さんには、
一人目苦労したということは、なり易い体質。
冬になって水分摂取量が減るとなり易い。
と言われていました。
そうかも。
でも、実はできた翌日にはすっかり良くなりました。
何度か娘に授乳したら勝手に治ったのです。
やはり、この子はすごい!感謝です。
再発しないように、水分は多目に摂りたいと思います。
おわりに
一人目で白斑に悩まされた私は色々な改善策を試しました。
その結果、効果があったのは
「おっぱいマッサージ+授乳」
でした。
また、一人目と二人目の違いを色々探した結果、
「白斑になる、ならないは赤ちゃんの哺乳力次第」
という結論に至りました。
お母さんの生活習慣が及ぼす影響は大きくないので、白斑に悩んでいる人も、
ちょっとおおらかな気持ちで、たまには生クリームも揚げ物も楽しんでみてはいかがでしょう。
それが、結果的にストレスを減らして良い方向に向かうと思います。